基本方針
サラヤ株式会社は、文部科学省制定「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」に基づき、公的研究費の不正防止に関する基本方針を以下のとおり定めています。
公的研究費の不正防止に関する基本方針
2024年1月1日
サラヤ株式会社 更家悠介
当社は、文部科学省等の各省庁が定める「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」及び「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に基づき、 当社における公的研究費の運営・管理に係る基本方針を以下のとおり定めます。
1.責任体系の明確化
公的研究費の運営・管理を適正に行うため、 また公正な研究開発活動の推進のため、 次のとおり責任者を定め、ホームページにて社内外に周知・公表します。
(1)最高管理責任者 | 公的研究費の適正な運営・管理について最終責任を負うものとして、代表取締役社長がその任にあたる。 |
(2) 統括管理責任者 | 最高管理責任者を補佐し、公的研究費の適正な運営・管理について実質的な責任と権限を持つ者として、商品開発本部・本部長および天然素材研究所・所長がその任にあたる。 |
(3)コンプライアンス推進責任者 | 研究実施部門における公的研究費の適正な運営・管理について実質的な責任と権限を持つ者として、サラヤ総合研究所研究戦略室・室長がその任にあたる。 |
2.適正な運営・管理の基盤となる環境の整備
不正を誘発する要因を除去し、十分な抑止機能を備えた環境・体制の構築をはかるべく、以下の取組を推進します。
- コンプライアンス教育、啓発活動の実施
- ルールの明確化、統一化
- 職務権限の明確化
- 告発等の取扱い、調査及び懲戒に関する規定の整備と運用の透明化
3.不正を発生させる要因の把握と不正防止計画の策定・ 実施
不正を発生させる要因を把握し、具体的な不正防止計画を策定することにより、自主的な取組を喚起し、不正の発生の防止に努めます。
4.研究費の適正な運営・管理活動
実行性のあるチェックシステムの構築とその運営により、公的研究費の適正な運営と管理に努めます。
5.情報発信・共有化の推進
公的研究費の使用に関するルール等について、社内外から相談を受け付ける窓口を設置するほか、公的研究費の不正への取組に関する当方針、行動規範、管理運営体制などを当社ホームページへ掲載し、積極的な情報発信に努めます。
6.モニタリング
公的研究費の適正な管理のため、実効性あるモニタリングおよび監査制度を整備し、組織的牽制機能の充実・強化を図ります。