人材活用
多様な個性と能力の活用
企業の最大で最重要なリソース(資源)は人です。
すべての働く仲間がジェンダーや国籍に関係なく持てる力を発揮でき、いきいきと働ける包摂的な職場環境を創造することも大切な企業の責任です。
そこでサラヤグループでは、ダイバーシティ推進方針を以下のように定め、人材活用の取り組みを進めています。
ダイバーシティ推進方針
- サラヤは、多様な人材、多様な価値観により仕事の好奇心や驚きを拡大し、専門性の深みを増し、世界や各事業分野の多様性を拡げ、チーム力により楽しさを創出して、顧客への新たな価値の提供や満足度の向上へつなげます。
- サラヤは、多様な人材と価値観を受入れ、活用し、また自律した人材としての能力を伸ばしていけるように、従業員に多様性への理解を奨励すると共に、職場環境や育成の仕組みを充実させます。
- サラヤは、ビジネスやCSRを通して、多様な従業員と会社が、ともに力をあわせて成長発展し、地球と、国や地域社会の持続可能な発展の実現に、大いに貢献できる企業を目指します。
女性登用の目標
サラヤグループでは、女性管理職比率の向上を目標に様々な活動を推進しております。
最近の実績推移は以下のとおりです。
管理職(サラヤグループ)
管理職(サラヤグループ) | 2015年11月 | 2016年11月 | 2017年11月 | 2018年11月 | 2019年11月 | 2020年11月 | 2021年11月 |
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管理職総数(人) | 362 | 377 | 396 | 435 | 451 | 456 | 478 |
女性管理職数(人) | 27 | 31 | 39 | 50 | 59 | 66 | 73 |
女性管理職の比率(%) | 7.5% | 8.2% | 9.8% | 11.5% | 13.1% | 14.5% | 15.3% |
管理職(サラヤ単体)
管理職(サラヤ単体) | 2015年11月 | 2016年11月 | 2017年11月 | 2018年11月 | 2019年11月 | 2020年11月 | 2021年11月 |
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管理職総数(人) | 248 | 262 | 279 | 306 | 320 | 327 | 346 |
女性管理職数(人) | 17 | 21 | 26 | 32 | 39 | 43 | 49 |
女性管理職の比率(%) | 6.9% | 8.0% | 9.3% | 10.5% | 12.2% | 13.1% | 14.2% |
参考)役員
(参考)役員 | 2015年11月 | 2016年11月 | 2017年11月 | 2018年11月 | 2019年11月 | 2020年11月 | 2021年11月 |
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常勤役員総数(人) | 21 | 22 | 21 | 20 | 21 | 21 | 20 |
女性常勤役員数(人) | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 |
女性常勤役員の比率(%) | 9.5% | 9.1% | 9.5% | 10.0% | 14.3% | 14.3% | 15.0% |
ダイバーシティ推進室の設置
人材に多様性をもたらす要素は、性別、年齢のみならず、生まれ育った国・地域、背景となる文化、ライフスタイル、家族構成、志向・価値観など、様々です。
サラヤは、ダイバーシティの推進に専門的に取り組む組織を総務本部内に実現させました。多様な人材を積極的に登用し、適材適所に配して、組織の活性化や生産性の向上、競争力の強化を図ることに成果を上げています。
ダイバーシティ推進室の役割
・女性、障がい者、外国人、高齢者等、多様な人材の活躍や能力開発の支援
・誰もが働きやすい職場環境や制度の整備
・ワークライフバランス、家庭と仕事の両立の支援
・メンタルヘルス向上、ハラスメント防止施策の推進
女性研究者が大学で講義を実施
企業の女性研究者が大学で講義を実施することで大学の女性研究者との交流を深め、研究者のキャリアアップに貢献する取り組みを実施しています。
持てる力を存分に発揮
海外事業本部をはじめとし、サラヤでは多くの多国籍メンバーがあらゆる場面で活躍。文化や風習の違う世界各地での事業展開にかかわっています。
サラヤのダイバーシティへの取り組みが認められ、平成24年度の『ダイバーシティ経営企業100選』に選定されました。
『ダイバーシティ経営企業100選』は経済産業省が「ダイバーシティ経営によって企業価値向上を果たした企業」を選定し表彰をおこなうものです。