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ニュースリリース

サラヤ株式会社(本社:大阪/代表取締役社長:更家悠介)は、消費者庁が主催する「令和6年度 消費者志向経営優良事例表彰」において、「消費者庁長官表彰」を受賞したことをお知らせいたします。



「消費者志向経営優良事例表彰」は、消費者庁が消費者志向経営に関する優れた取り組みを行う事業者を表彰し、その推進を図ることを目的として2018年度から実施されています。

今回の表彰では、持続可能なパーム油の生産及び消費に向け、RSPO(持続可能なパーム油に関する円卓会議)に加盟し、日本初の認証製品である洗濯洗剤の販売、また認証ラベルの表示商品を増やし、商品を通じた認知拡大の活動を行っている点や、衛生・環境・健康をテーマにした「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」での動画配信や出張授業、学生対象のボルネオ学習ツアーなどを実施し、商品の背景にある活動を伝えるなど、消費者を巻き込み環境保全に取り組んでいる点が評価されました。

サラヤは、1952年の創業時から人と地球にやさしい商品づくりをコンセプトに、様々な商品の開発・販売をおこなってきました。中でも1971年誕生の「ヤシノミ洗剤」は、石油系洗剤による水質汚染が社会問題となる中、環境にやさしい植物原料を使用した植物洗剤の先駆けとして誕生した、サラヤの主力ブランド商品です。しかし現在、世界の食糧需要の増加などにより、植物原料のひとつであるパーム油の生産は、プランテーション拡大による熱帯雨林減少など、マレーシアを中心に、あらゆる環境・社会問題を引き起こしています。サラヤでは、そういった問題に目を向け、2004年から各種団体と協力し、ボルネオ島の環境保全活動に取り組んでいます。


また、サラヤが事業の柱とする3つのキーワード「衛生」「環境」「健康」をテーマに、日本全国の学校(小学・中学・高等学校)に教材や学びの機会を提供する教育支援プロジェクト「いのちをつなぐ学校by SARAYA」では、生命に関する楽しく、ためになる動画教材や出張授業を提供しています。その中で、「パーム油」に関する環境問題について伝える活動も行っています。

今後も、世界の「衛生」「環境」「健康」に貢献する企業を目指した活動で、お客様をはじめ、サプライヤーの方々と共に、持続可能なビジネスに挑戦してまいります。


※各ニュースリリースの情報は発表当時のもので、現状と異なっているものもあります。