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ニュースリリース


サラヤ株式会社(本社:大阪/代表取締役社長:更家悠介)は、現在開催中の「2015年ミラノ国際博覧会」(略称「ミラノ万博」)において、7月11日(水)に開催されるレセプション「ジャパンデー」、及び6月25日(火)~7月13日(月)に開催されるイベント「ジャパンサローネ」の衛生面を総合的にサポートすることをお知らせいたします。


ミラノ万博は「食」をテーマとした史上初めての万博で、安心・安全を確保するための「衛生管理」は大切なテーマであることから、国際基準の衛生管理が求められます。EUでは食に関わる事業者に「HACCP(※)」取得を義務付けており、ミラノ万博会場内で提供される食品の販売または提供するすべての参加者は、ミラノ万博主催者が発行する「食品安全・消費者保護概要」に則り、要求されるHACCPモニタリング計画の作成をはじめ、食品安全規制に完全結合したオペレーションを行わなければなりません。

そこで、2008年にフードチェーンの"サービス提供者"カテゴリにおいて日本で初めて、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000の認証を取得した衛生のパイオニア企業であるサラヤは、日本館内のレストランやフードコート、イベント広場で使用される洗剤や消毒剤を提供。さらに、日本館に出展する自治体・団体・企業に対して「HACCP講習会」を実施した後、「修了証」を発行しています。

万博期間中のレセプションとして、7月11日(水)に開催予定の「ジャパンデー」では、各国のVIP500名を招待し、日本料理人から本物の和食をはじめ、日本食材を活用したイタリアンによるおもてなしで、日本食・日本食文化に込められた多様な知恵と技、培ってきた多様性を披露します。当レセプションにおいても、厨房で使用する洗剤や消毒剤を提供。日本料理人に対して現地ミラノで手洗い方法や菌・ウイルス等の衛生講習を行い、衛生面をサポートしてまいります。

「ジャパンデー」を挟み、6月25日~7月13日に開催予定のイベント「ジャパンサローネ」では、日本企業が日本の文化・食材を披露し、当イベントにおいても厨房で使用する洗剤や消毒剤を提供。さらにイベント出展する日本企業に対し、日本館と同等レベルの「HACCP講習会」を事前に日本で実施した後、「修了証」を発行してまいります。



(※)HACCP


HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)とは食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生する恐れのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析(Hazard Analysis)し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという重要管理点(Critical Control Point)を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理手法です。
この手法は国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格(コーデックス)委員会から発表され、各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。

『2015年 ミラノ国際博覧会』・日本館の衛生をトータルサポート


※各ニュースリリースの情報は発表当時のもので、現状と異なっているものもあります。