サラヤ株式会社(本社:大阪/代表取締役社長:更家悠介)は、アフリカ・ウガンダの現地法人SARAYA East Africa(代表/宮本和昌)が、2014年3月にアルコール手指消毒剤の現地生産・販売を開始したことをお知らせいたします。
サラヤは衛生環境の問題が原因で失われる命を守りたいという、衛生製品メーカーとして創業時から変わらない想いで2010年よりユニセフと共に、アフリカ・ウガンダで子どもたちに正しい手洗いを普及する「サラヤ100万人の手洗いプロジェクト」を開始しました。
その活動を続ける中で、村での手洗い普及活動だけでなく、劣悪な状況にある医療機関の衛生環境も改善したいと考えるようになり、2013年からは東アフリカの院内感染をなくすため、アルコール手指消毒剤の現地生産、医療従事者への教育・普及活動を目指す「SARAYA 病院で手の消毒100%プロジェクト」を取り組んできました。
ウガンダでは飲料用アルコール消費量が世界的にも高く、原料のサトウキビ生産も盛んなため、現地製糖メーカーの協力のもと、日本での技術や品質管理のノウハウを生かして生産することにより、適正な価格で持続可能なアルコール手指消毒剤を供給することが可能になりました。
現地法人SARAYA East Africaでは、アルコール手指消毒剤の生産により、現地の人々の雇用も創出しながらアフリカの社会課題を解決し、持続可能なソーシャルビジネスを広げていくことを目指します。
日本経済新聞社主催「第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞」・「企業部門」ファイナリスト11社に選出されました
SARAYA 病院で手の消毒100%プロジェクト
※各ニュースリリースの情報は発表当時のもので、現状と異なっているものもあります。